大阪湾フェニックスセンターでは、尼崎沖、泉大津沖、神戸沖、大阪沖の4か所で埋立処分場を、大阪、堺、泉大津、和歌山、姫路、播磨、神戸、尼崎、津名の9か所で受入基地を稼働させています。

 埋立処分場や受入基地では周辺環境への影響がないよう、万全を対策を行っています。

埋立処分場での環境対策

 埋立処分場では廃棄物輸送船と護岸の間に廃棄物落下防止シートを拡張したり、場内散水を行うことにより、廃棄物の飛散を防止しています。

 また、埋立等により生じた管理型区画内の余水は、排水処理施設において処理して海へ放流しています。

 さらに、埋立処分場からの放流水や周辺水域の水質、周辺の大気質、悪臭、騒音等のモニタリング調査を実施し、問題がないことを確認しています。(放流水、周辺水域の水質のモニタリング調査結果は「処分場維持管理情報」ページをご覧ください。)

廃棄物落下防止シートの拡張・埋立処分場における場内散水・排水処理施設・排水処理施設〜中央監視操作室

≪排水処理の概要≫

 埋立処分場により処理方法は異なりますが、前処理(スクリーン、pH調整槽)、生物処理(接触酸化型の生物膜で有機物を除去)、凝集沈殿処理(汚濁物質を薬品により凝集させ、重力沈殿により、COD、SS成分を除去)を基本として排水処理を行っています。

 放流水の水質に問題がないことを確認した上で、海へ放流しています。

●大阪沖埋立処分場の排水処理の仕組み●

大阪沖埋立処分場の排水処理の仕組み

 

受入基地での環境対策

≪受入検査≫

 基地に搬入された廃棄物は、目視検査を行い、必要に応じ、簡易検査・展開検査・抜取検査(化学分析等)の受入検査を行い、受入基準に適合しない場合は、持ち帰り等の適正な措置を行っています。

検査用廃棄物の保管、受入廃棄物の検査

 

≪環境保全設備≫

 船舶への積込み時には、投入ホッパー下部にエアカーテン(空気を吹き下ろして外気から遮断する装置)及び中間ダクト(集じん装置)を設置しているほか、投入ホッパーと船舶荷台との間を拡散防止シートで囲うなど、廃棄物飛散防止対策に万全を期しています。

 また、ストックヤード内において作業中に発生する粉じんを抑制するため、一部の受入基地においてミスト噴霧装置を設置しています。

 その他、運搬車両等による粉じんの巻き上げを防止するため適宜場内散水を行ったり、敷地出口にタイヤ洗浄槽を設置してタイヤ付着物の場外持ち出しを防止しています。

 海上輸送にあたっても、廃棄物を拡散防止シートで覆い、飛散防止対策を行っています。

 さらに、受入基地周辺の大気質、悪臭、騒音等のモニタリング調査を実施し、問題がないことを確認しています。

集じん装置・拡散防止シート・ストックヤード内ミスト噴霧装置